テストでは残念だけど、どのくらい時間をかけたかとかどの程度一生懸命やったかは判断されません。
なんで残念か伝わるかな?
テストでは点以外は評価されないということだからです。
(だからこそ公平、とも言えるといえば言えるんだけどね)
だけど人間としてどうかは、もちろん学校のテストだけじゃ測れません。
(テストが悪いと言っているわけではないからね。テストが全てではないということです)
点数が低いからって人間として劣っていますねということではありません。
点数が低くてもとっても優しい人もいれば、点数が高くてもとっても冷たい人もいます。
(もちろん点数が高くて優しい人も、点数が低くて冷たい人もいます)
だからね、正直に言うとそんなに落ち込まなくたっていいんです。
他に自慢ができることがなくても、別にいいです。
ただ生きてるだけで立派です。時々誰かを笑顔にできたらよりいいかな。
本当にそう思う。
だけどテストで悪い点取って、君は落ち込んでたでしょ。
ああまた注意されたやとか、ああまた怒られちゃうなとかって、落ち込んでたでしょ。
そんなときに、生きてるだけで立派だよと言われても、そんなにうれしくないはずです。
だって、こんなに頭が悪いんだから、と思うでしょ。
じゃあ取ろう。
点くらい取ろうよ。
点が低いせいでなんだか自信が出ないなら、
何を言われても元気が出ないなら、点くらい取ろう。
苦手なことがあるくらいで嫌な気持ちになってる場合じゃない。
劣等感なんて抱いてる場合じゃないんです。
だって苦手なことがあるのなんか当たり前だし、
だって好きなことをたくさん伸ばしたほうがいいじゃん。
それにはマイナスな気持ちは邪魔なんです。
だから、苦手な科目くらい普通にしようよ。苦手すぎるならせめてちょい苦手くらいにしよう。
そのための手助けをこのサイトが担うから。
必要な(ある人にとっては怒られない程度の、ある人にとっては進学ができる程度の)点数くらい取ろう。
勉強が苦手なのか、それとも勉強が下手なのかをよく考えてください。
今までが頑張ってなかったなんて言わないよ。
苦手な科目ばかりで授業を5時間も6時間も聞くのはとっても大変です。
頭が悪かったんじゃないよ。勉強のしかたが分からなくて、途方にくれていたんです。
嫌いな科目だったけど、いつもより頑張ったテスト。
そのテストの点数が悪いと、その科目をもっと嫌いになります。
そしてもっと勉強が嫌いになる。勉強ができる友達をちょっといやになったりしちゃう。
ああやっぱり自分はだめなんだって。そう思っちゃう。
でも勉強のしかたが分かれば、ある程度の点が取れるようになります。
点が取れればそんなに落ち込まなくて済みます。もう途方にくれなくてよくなる。
だから勉強のしかたを教えます。このサイトはそのためのサイトです。
オリンピックの金メダリスト(世界で一番の人)にだってコーチがいるんだもん。
苦手だった人にも、そういう人が必要です。
勉強の「しかた」がわからなかっただけかもしれないというのはわかってくれたかな。
だけど嫌なものは嫌だよね。勉強、たぶん好きじゃないでしょ。
でもそれだとあんまり伸びないんだな。
「好き」にはなれなくても、せめて「いやだ」とか「えー」とかは言わないようにしよう。
嫌いという感情を、これ以上増やさないようにするの。
だって、嫌いになるのはもったいないもん。
より自分を大変にしちゃう。
好きなテレビは「見なさい」って言われなくても見ちゃうでしょ。
好きな本は「読みなさい」って言われなくても読んじゃうよね。しかも何度も。
いやだと思いながら頑張っても、好きっていう感情には適わないんです。
だから、どうせなら楽しくやろう。
嫌いだった数学や苦手だった英語でも、わかったときに笑顔になったりするよ。
分かるっていうのは、うれしいんです。
嫌な気持ちなしで「あ、こうすればよかったんだ」って思うだけでいいの。
そのうれしさを、汚い言葉で邪魔しちゃだめだよ。
最初はとにかく真似をしてみてください。
まるっきり真似をしてみてください。
信じてみて。
自転車の練習をしたとき、最初はハンドル操作しなきゃいけないしバランス取らなきゃいけないし漕がなきゃいけないしで大変だったよね。
でも慣れたらもうそんなこと気にしない。
最初だけなんです。
慣れるまで同じように、丁寧にやってください。ひとつの式も、ひとつの行も飛ばさないで。
そのうちきっと意味がわかるから。
その段階になったら、今よりはずっと楽しくなるはずです。
そしてできるようになるためには素直にね。
苦手な人ほど、何か質問すると「うーん何だったっけな」って分からなくないふりをしたり、解説しても「あーそれか」って分かってたようなふりをしちゃうんです。
わからないって言えない。間違えたくないしプライドがあるんだよね。
でもそういうの全部捨てて、信じてきてください。
長くなりました。そろそろ勉強を始めよう。