インプットとアウトプット(さよなら完璧主義)

最終更新:2019年6月6日

 前のページ(大切なのは順番)

勉強するのに大切なのは順番だよっていう話を
皮肉(ひにく:ちょっといじわるを言うこと)を混ぜて前のページで話しました。

ここではその続きとして、
インプット(知識を入れること)とアウトプット(知識を使うこと=問題を解くこと)の話をします。


ーーーーーー


医学部って知ってる?
医者を目指すための大学の学部です。
医学部は、どの大学も、とーっても難しいと言われてる。

偏差値って知ってるかな。
あれは「真ん中を50としたときの値」です。平均ってことね。
100とかはなくて、55で結構高い、60だとかなり高いって感じの値です。
(40台だとちょっと易しめ。模試の結果が30台だったら相当低いということです)

そんな中で、医学部は65とか、70とかあったりするからね。
とんでもない高得点を取って入学するのが医学部です。
だからってえらいってわけじゃないけどね。

その医学部に通ってた友達がいます。
その友達の知り合いに、医学部生の中でも「群を抜いて頭のいい人」がいたんだって。
あの受験をくぐり抜けてきた医学部の人たちの中で、だよ。

その人に「どうしたらそんなに勉強できるんですか」って聞いたら、
「簡単だよ」って返ってきたらしい。

聞きたいでしょ。
それが「アウトプット」です。

「みんな、インプットの比率が大きすぎるんだよね。
 もっとアウトプットの比率を上げて、バランスを整えてあげるんだよ」

と言っていたそうです。


ーーーーーー


インプットはもちろん大切です。
インプットなしではアウトプットはできないからね。
予定の立て方と英数以外の勉強法(ワークの使い方2)でもそういう話をしてきました。
でも上のページも、インプットは時間を決めて、そのあとすぐ問題を解くように言っていました。

でもね、インプットをしても、どこまで頭に入ったかわからないんだよ。
だからテストの時に「やったのにできなかった」って言うの。
どこまで頭に入ったかが分からないから、無駄に何度もやったり、逆に少なかったりする。
アウトプットは、どのくらいインプットができてるかの確認に最適なんです。

例えばね、大好きなミュージシャンの曲でも、
カラオケで歌うと「あ、ここ、こんな歌詞だったんだ」って思うことがあるでしょ。
もう何十回も聞いてるはずなのに。
あれがアウトプット!!!

ただ聞いてるだけでは分からないこと、
歌詞カードを見てるだけではわからないことが、
アウトプットをすると一発で分かるんです。

不規則動詞のページが人気だけど、ずっと何度も読んでる人がいるんだよね。
読むのはいいことだけど、チェック(アウトプット)しようよ。
チェックすれば、今どのくらい頭に入ってるかが分かる。
どの単語が苦手なのかも分かる。
分かれば、そこだけを強化すればいいっていうのも分かるよね。
でもチェックしないから、いつまでも全部、何度も読んでる。もう出来てるところもあるのに。
数学の問題だって、解説を読むだけでは気づかなかったことが解くと分かるんだよ。


ーーーーーー


だからアウトプットは間違えていい、ということ。
どこで間違うかを探す作業なんだから。

間違えるのが嫌いな人、間違えると極端にテンションが下がる人がいるでしょ。
正直に書くと、そういう人は伸びません。
「間違えないようにする→間違えそうな問題は解きたくない→絶対に理解したところだけ挑戦する」というスタンスだからです。
絶対に理解したかどうかは、アウトプットしてみなきゃ分かんないんだから。

こういうのを完璧主義って言ったり、潔癖って言ったりします。
「けっぺき」というのは「度の過ぎたきれい好き」だけでなく、「そうしないといられない人」という意味で使われたりするの。
間違いは消したい、計算メモは消したい、できなそうな問題は解きたくない、絶対定規を使って線を引いたり色をきちんと使いたい。
そういう人はそれに当てはまることが多いです。

でも、さっきも言ったし、この勉強できようサイトのいたるところで言ってるけど、
そういう人は伸びにくいんです。
「勉強ができること<自分のプライド」だから。
ノートをきれいに使うこと、間違える問題を解かないこと、そのほうが重要だからです。

でも、完璧主義は身動きがとれなくなるよ。
そしてとても疲れます。

問題を解くことは、アウトプットをすることは、
間違いを発見するためなんだ」とよーく覚えておいてください。
間違いを発見するためなんだから、間違えていいの。間違えて当然なの。

逆に、間違えないくらいまでひたすらインプットしてからアウトプットするのは、時間の無駄になります。
その半分の時間で1、2問ミスくらいまでには出来てたかもしれないんだから。


ーーーーーー


インプットって、読むだけしかできないでしょ。
アウトプットすることで、その内容がグッと入るから、実はアウトプットもインプットの一種なんです。
そりゃ目で追うだけより手を動かしたり口を動かしたほうが頭、というか体に入る感じがするでしょ。
このサイトでやたら音読しようねとか言ってたのもそういうことです。

勉強が苦手だなと思う人は、今よりもぐわっとアウトプットの比率を上げてみてください。
インプット3時間、アウトプット3時間とかじゃなくて、
インプット10分、アウトプット10分、インプット10分、アウトプット10分って細切れにするの。
そのうち、10分だとこのくらい出来るんだなとか、ここまでは覚えられないんだなとか、
勉強に対する時間間隔も付いてくるはずです。

アウトプット、意識してみようね。


 関連ページ(消しゴムの使い方)
 勉強できようサイトもくじ




by dekiyosite | 2019-06-06 17:34 | 雑談