大切なのは順番

最終更新:2019年9月13日

教え方がうまい先生と下手な先生がいるよね。
でも同じテキスト使ってるのに、っていう場合もある。
どうしてなんだろう。

どうして教え方がうまいと思うのか。
それが分かれば「自分はこうやれば分かりやすく学べるんだ」というのも分かるかもしれない。
ちょっと考えてみようか。


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もう断言できます。
大切なのは「順番」。

教えるのに大切なのは順番。
自分で勉強するのにも大切なのは順番です。

教える側、知識がある側がテキストを見ると、
「なんでこの問題もう入れちゃうんだよ」とか、
「なんで先にこっち教えないんだよ」とかいうことはザラに起こります。
思い通りのテキストなんてほとんどない。
(だからこの勉強できようサイトを作った、ということでもあります)

だけど。
だけど恐ろしいことに、その順番のまま教える先生も数多くいます。
大多数がそれです。

やるところが飛び飛びで行ったり来たりするけど、
(苦手なはずだったのに)難しいって思ったことほとんどないな。
そう思う先生がいたら、その人がいい先生です。

逆に、ただ順番通りにやってって言われるだけで、
自分としては全然理解できてる感じがしない場合、ちゃんと「分からない」と伝えたほうがいいです。
どこが分からないかがわからないから、うまく伝えられなくて当然。
それを察知するのが先生の仕事です。
それでも、ただ量を増やされるだけだったり、特に変わらない場合は、
塾なら先生を変えてもらったほうがいいです。

教えるのに一番必要なのは「順番」。
どの順番でやるのか(あるいはやらないのか)を選んであげることが一番だと思ってます。


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ということは、自分で勉強するときもそれを意識するのが大切、ということ。
問題集を買うときは、7割くらいはできそうかもというものを選ぶ。
難関大学を目指しているからって、難関用の問題集を買うとたぶん失敗します。
志望レベルではなくて、今の自分のレベルに合わせるのが大切です。

でもそれが難しい理由もある。
教える側はその科目の全体像を知っているから、
どこが重要か、どの問題がよく出るか(またはどこが重要でなくてどの問題が出ないか)が分かっています。
だから本当は先生、あるいは問題集の制作者が順番を整えてあげるべきなんだよね。

勉強を始めたばかりの人は、全体像を知らない状態で順番を自分で整えるのは難しいです。
だから目安としては、問題集を買うなら7割くらいはできそうかも、とかそういう感じかな。
全体像を早くつかむために、最初は簡単めで、薄めのテキストをなるべく短期間でやってみるのも一つの手です。


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なんで全体像をつかんでいたほうがいいのか。
なんでテキストを順番通りに使うとわかりにくいことがあるのか。
それは、ミュージシャンを公式サイトで調べるようなものだからです。

5人組のグループだとします。
公式サイトで見ても、5人が並んでる写真と名前が、誕生日などと一緒に書いてあるだけ。
ディスコグラフィーには2016年 1stシングル発売とかそんなことが書いてあるだけ。

だけど本当に知りたいのはそういうことじゃないでしょ。

 どの曲が有名なのか
 誰がボーカルなのか
 誰が曲を書いているのか
 人気のあるメンバーは誰か
 どの曲のときにブレイクしたのか
 一番人気のアルバムはどれか

そういうことなはずです。
でもそういうのって、公式サイトでは載ってないんだよね。

全体像を知っているファンからすれば、
「あのアルバムでこのグループは大きく変わった」とか、
「その次のアルバムはアレンジャーが変わって賛否がわかれた」とか、
「ベスト盤は正直売れなかった」とか、
そういう情報の方が意味を持つはずです。
そうやって知識をつけてから公式サイトに行くと、知識がないときより理解できるはずなんだよね。

今は、YouTubeやapple musicに行けば人気曲が分かります。
シングルじゃないけど人気とか、シングルだけど人気じゃないとかはランキングを見ればすぐ分かる。

受験勉強やそういうのをしてきた人は、どの問題が人気曲か(頻出問題か)分かるということ。
その頻出問題をできるようにするためには、とりあえずどの知識が必要かも分かるはず。

勉強始めたばっかの人より、見てきた頻度が違うんだから。
だからとりあえずできるようにしたいなら、それを意識して順番を設定しないといけないはずなの。
だけどみんな「公式サイトみたいに教えちゃう」。
そんなの先生として、特に塾の先生の場合、やる意味がないじゃん。
って思うんだけどね。

だって、好きなミュージシャンの話するとき、とりあえず公式サイト見たら分かるよって言う?


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だからひとりで勉強してる人は、インプット(知識を入れること)だけに力を入れないこと。
インプットだけをしていると、何が足りないのか、何が重要なのかがわからないからです。
どれが重要かがわかりにくいなら全部やればいいけど、そんな時間もやる気もないよね。
だから終わらなくて結局できないままになるんです。

つまり、アウトプット(問題を解くこと)も同じくらいやること。
アウトプットをすると、何の知識が足りないのか、何の知識が重要なのかが分かってきます。

ということで次ページではインプットとアウトプットについて話すからね。
このページでは「大切なのは順番」というのがポイントでした!


 次のページ(インプットとアウトプット(さよなら完璧主義))
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by dekiyosite | 2019-06-06 17:02 | 雑談