ずばん!
前の2ページで2次方程式はもうほぼ終わりです。
このふたつをよーく反復(くりかえすこと)してね。
このページでは一応他のパターンと、
最後にパターンの区別方法を教えます。
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因数分解できるパターンは
こんな感じで、
因数分解できないパターンは
こんな感じでした。
とにかく「=0」にしてからやろう、
という話だったよね。
じゃあこんなパターン。
このパターンも「=0」にしてみようか。
「xの2乗の項」と「数字の項」しかなくて、
「xの項」がないね。
ま、どうせ因数分解できないから、解の公式です。
「xの項」がないから「b=0」でやります。
というのが答え。
答え。
答えなんだけど、
実は他のやり方もあります。
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もっかいさっきの式ね。
この「xの項」がないパターンのときは、
いきなり2乗を外して答えにすることができます。
とりあえず見せます。
こんな感じです。
ポイントは「プラスマイナスルートそのまま」。
とにかくこれで解いてください。
あと2問やってみます。
これは
こうです。
「プラスマイナスルートそのまま」って書いたあとで、
ルートを外してください。
次は
これです。
これも
同じです。ルートを外すのは、
「プラスマイナスルートそのまま」って書いたあとね。
この「プラスマイナスルートそのまま」をみんな抜かすんだよね。
で、だいたいそのままどんどん間違えます。
こんな感じにしちゃうと間違えちゃう。
「5のときはルートで、9のときはルートじゃなくて」
みたいなやり方をしてると、
そのうち混乱してわからなくなるからね。
いつも「プラスマイナスルートそのまま」でやれば、
迷わないし定着も早いし忘れにくいです。
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基本的には解説はおしまいです。
ちょっとした応用のパターンをズバババっとやっておきます。
これは
こうやって方程式としてさっきの形に近づければいいんだよね。
他!
これもさっきの形に近づけます。
こんな感じね。
有理化とかルートの扱い方が分からなかったら
平方根。
次は「置く」パターンです。
このパターンは、まず()全体を「A」と置いてしまいます。
そしたら「A」として解きます。
「A」として解き終わったら、
「A」を元に戻します。
あとは解くだけね。
という感じです。
めちゃくちゃ慣れたら
こういうふうに「A」にしなくてもいいけど、
慣れるまではしとくのがいいです。
ラスト!
これはこう解きます。ずばん!
こんな感じでしたー!
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さてさて。
これで2次方程式はもうおしまいです。
「因数分解できるパターン」と、
「因数分解できないパターン」と、
今の「±ルートそのままパターン」をやりました。
テストとかでは解き方別に出るわけじゃないからね。
どうやって解き方を区別するかをチャートにしときます。
こんな感じ。
結局やり方は2つです。
「=0」にして因数分解できるかできないか。
だけどこのページのやつも知っといてねっていう感じ。
実践あるのみだけどね。
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ということでこれで2次方程式はおしまいです。
方程式と、展開・因数分解と、平方根ができてた人には、
そんなに難しくなかったんじゃないかな。
中3のこの先も、高校数学でもよく使うからね。
今のうちにできるようにしとこう。
前の2ページの演習と、
このページの演習をしちゃえば余裕です。
演習問題
答え
このページの問題はすべてこのページに載っているやつでしたー!
ちゃんと出来るまで反復してみてね。