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日本人特有なのかそうじゃないのか分からないけど、頑張ってる人を馬鹿にする風潮(ふうちょう)っていうのがあるよね。

学校での例もあります。
英語の授業での音読をみんながカタカナ読みをしているときにネイティブ(英語が母語の人)みたいに話そうとしたら笑われたり。
音楽の授業でみんながボソボソ歌ってるときにひとり大声でいい声で歌ったら笑われたり。

空気読め、とか言われてね。
頑張ってる人を引きずり下ろそうとしちゃう人たちがいます。
自分は周りの目を気にしないで頑張ることができないのにね。
自分にはできない「上手に英語を読む」とか「上手に歌う」とか「そうなろうと努力する」とかが、なんでそんなにおかしいんだろうって思います。


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だけど体育とか運動会ではちょっと場合が変わってくる。
例えばサッカーの授業で一生懸命走らなかったり、運動会のリレーで頑張らなかったりしたら、怒る人たちがいるでしょ。
「おいちゃんと走れよお前ぇえ!」ってね。
英語の音読が好きな人と嫌いな人がいるように、運動だって好き嫌いがもちろんあるのに。

英語や音楽の授業では頑張ってると笑われるのに、体育では頑張ってないと怒られる。
これ変じゃない?
しかもこの笑う人たちと怒る人たちって、同じ集団である場合が多いです。

僕は中学生のころから、これが不思議で仕方なかった。
リレー頑張れっていうんだったら、音読も頑張れよって思ってた。
音読頑張らないんだったら、走るの苦手な人に文句言うなよって思ってた。
僕は幸い運動も苦手じゃなかったから怒られたこともないし、ある程度の空気は読めたから毎回笑われはしなかったけどね。
しなかったけど、でもあんまり好きな空気じゃありませんでした。


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これ、今ならもう少し理由が分かります。
実は「英語や音楽の授業では頑張ってると笑われる」のと「体育では頑張ってないと怒られる」っていうのは同じことです。

これは「みんなと同じでいろよ」っていうことなんです。
つまり「空気読め」ってことだよね。

 英語の音読みんな頑張ってない→だからお前も頑張るなよ
 リレーみんな頑張ってる→だからお前も頑張れよ

ということなんです。
なんだよそれって感じだけどね。

だから音楽だと頑張っちゃだめ、運動だと頑張らないとだめというわけではありません。
だってみんなが頑張る合唱コンクールでは頑張らないと怒られるでしょ。
野球部で「1人だけ」朝練毎日やって終わってからも20分かけてストレッチしてたら笑われるでしょ。
休み時間に「1人」勉強したり本を読んでてもなんか言われちゃうよね。
そのくせ受験時期になって勉強してなかったら「お前何やってんの?」って言われる。
みんなと同じじゃないと笑われたり、怒られたりするってことです。

なんだそれ。
でもそういう仕組みです。
だからもしクラス対抗英語音読コンクールがあったら、カタカナ英語で読むやつが怒られるはずです。


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変な世界です。
完全にどうでもいい世界。
だけど毎回笑われたり怒られたりするのも大変です。

空気読めっていうけど、こっちの空気も読めよって思うよね。
明らかに多数決の世界です。
少ない派は大変だね。

一番は「気にしないこと」がいいんだけど、それもなかなか難しいよね。
ずっと同じところで生活しているんだから、周りを気にして当然です。
空気読まなくていい!っていう人もいるけど、確かにそうなんだけど、じゃあ笑ったり怒ったりさせないでくれよって思うよね。
空気読まないせいでこっちは大変なんだよって。

空気はね、読める力は実は大切です。
相手が何を思ってるかを察知する能力っていうのかな。
体調不良で病院に行ったときにうまく説明できなくても、お医者さんが全部分かってくれると助かるよね。

ただ、空気は読む力は大切だけど、従うかどうかは別の話です。
読んだら従えということではないからね。
「あ、ここで音読頑張ったら笑われるな」ここまでが空気を読むです。
その後実際にどうするかは自分次第。

自分を曲げないでほしい気持ちもあるけど、あんまりに辛かったら合わせたっていいです。
それは別に負けとかじゃないから。
いろいろ言われたりするのめんどくさいから、リレーくらい頑張っておこうかなって思ったって全然いいです。
それで自分がなくなるとか自分らしさが失われるとかそんなことはないからね。
辛かったら、ちょっと合わせておくっていう作戦も有効です。


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でも、もちろんやりたいこと、なりたいもの、信じてることがあるなら、それをやってください。
みんなね、中途半端に違うと馬鹿にするんだよ。
笑われても頑張った結果、プロ野球選手になったり会社を立ち上げたり人気お笑い芸人になったりしたら、誰も笑いません。
本当に信じてることがあるなら、周りの「空気読め」光線に負けないで。

ただ、周りはみんな敵というわけではありません。
仲良くしていれば「あいつが頑張りたいんだからいいじゃねえか」とか「できないもんは仕方ないだろ」とか言ってくれるようになります。
うまく仲良くしておくっていうのも作戦のひとつです。
それほど、周りから日常的に何かを言われたりするのは辛いと思うからね。

そしてもうひとつ。
いろいろ言ったり笑ったりしてくる人たちも、個人個人はいいやつなことが多いです。
一人ひとりと話してみると意外と仲良くなるみたいなこともあるかもしれないからね。
集団まるごとを憎まないほうがいいと思います。
まあ、集団の力を使うのはずるいけどさ。


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さっきも書いたけど「空気読まなくていい」って言うのは簡単だよね。
でも空気を読まずにそこで過ごすっていうのは結構力のいることです。大変だと思う。
だから空気読まなくていいとは思うけど、言えなかった。

学校を卒業しても「多数派の空気」っていうのはだいたい襲ってきます。
仕事についても、子供ができても、福祉施設に入ってもあると思う。

譲れないことが10あったら、本当に譲れない1個を決めて、それ以外は譲っちゃうのも手です。
リレーくらい頑張っとくっていうのもそういうこと。
だけどどうしても譲れない1が傷つけられそうになったら、環境を変えたり、なんとか工夫して持ちこたえてほしいと思っています。

僕は学校生活が嫌いだったわけじゃないけど、ああいう空気は苦手でした。
でも上に書いたようなことを誰とも話したことがなかったの。
君もそうだとしたら、同じこと思ってる人いんじゃんってちょっと安心してくれたらうれしいです。
こういうふうに思ってる人、実は少なくないからね。


 もくじ




by dekiyosite | 2017-05-08 22:28 | 雑談

こんにちは!

このサイトは勉強のサイトです。
テスト前なんかに読んでくれてる人も多いよね。
勉強でもなんでも、頑張ろうとすると「眠ること」について悩むものです。
寝ないで勉強すれば猛烈に眠いし、寝てしまえば勉強できないし・・。
もう!ずっと眠くならなかったらいいのに!みたいなね。

僕もずっと悩んでいました。
答えというわけではないけど、参考になった本の内容を皆さんにも紹介します。
うまく使ってみてください。

後半ではやる気に関するお話もします。


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紹介するのは「海馬ー脳は疲れないー」という本です。

この本は脳研究者の池谷裕二(いけがやゆうじ)さんと、ほぼ日刊イトイ新聞の糸井重里(いといしげさと)さんの対談本です。
こういう本はだいたい単行本(大きめの本)だけで出版されるのですが、時々人気な本が文庫化(小さい本)されます。
この本も文庫化されたうちの一冊。つまりおそらく人気本です。
(文庫って何?って人には「本の選び方」というページに説明があります)

脳トレだとか、脳を鍛えましょうってテレビなどでよく流れているよね。
だけどこの本は冒頭で「30歳を過ぎてから頭は爆発的によくなる」って書いています。
老化を脅すような書き方じゃなくて、年を重ねるって面白そうだぞって思わせてくれる本です。
ちなみに海馬(かいば)というのは、脳の中の記憶をつかさどっている場所のこと。

この本に睡眠について書いている箇所があります。

眠っているあいだに海馬が情報を整理することをレミネセンスといいます。
たとえばずっと勉強していて「わからなかったなぁ」と思っていたのに、ある時急にわかる場合がありませんか?
それはレミネセンスが作用している場合が多いのです。
ピアノの練習をいくらしても弾けなかった曲を、次の日にすらすらできてしまったり。
(海馬(新潮文庫), p.217)

こういう経験ないですか?
縄跳びの二重跳びを練習してたら次の日急にできるようになったり、数学の問題が突然次の日分かるようになったり、リフティング目標20回が寝て起きただけで楽々クリアできるようになってたり。

この本によると、これは寝ている間に脳(海馬)が勝手に記憶を整理してくれているからだそうです。
つまり「寝るだけ」でいいっていうこと。
寝るということ自体にとんでもない効果があるということ。

このレミネセンスを生かすには、「眠る前に一通りやっておくといい」とも書いてあります。
当たり前だけど、何もやってなければ整理もしてくれないよね。
ちょっとだけでもやっておくと、眠るだけで勝手に整理してくれるんです。

例①
ややこしいミーティング資料が配布されました。
難しいから明日(当日)読めばいいや、ではなく、今日(前日)のうちに軽く読んでおく。
一応目を通したけど難しかったなと思ってやめる。寝る。
海馬が記憶を整理してくれるので、次の日結構理解した状態でスタートできる。

例②
数学の難しそうな問題があります。
明日1日でやろうではなく、今日のうちに軽く解いておく。
うわーむずかしーって思ってやめる。寝る。
海馬が記憶を整理してくれるので、次の日ちょっと分かる。

難しいと思うものほど、その日のうちに「ちょっとでもやっておく」といいということです。
これは僕もかなり活用しました。
はじめからその効果ありきで練習するんです。

実例①
ある日ピアノの練習で、新しい音階練習に入りました。
今までだったら出来るようになるまでずっとやっていたと思います。
でも「あ、やっぱ難しいや」って思うだけでいいからやってみる。
時間にすると3分くらい。そんでその日は終わりにしちゃう。
それだけで次の日やるとちょっとできるようになってるの。
ずっと練習するより時間もストレスも全然少ない。
たしかに海馬すげー!って思いました。
おしまい。

つまり英単語の暗記をするなら。
明日20個まとめて覚えよう!じゃないよということね。
今日のうちに(かーるくでいいから)その20個を見ておく。そんで寝ちゃう。
それだけで暗記がだいぶ楽になるよということです。

睡眠に相当の効果があるんだから、それに任せちゃおう。
適当な感じがするかもしれないけど、がむしゃらに頑張ることだけがえらいことじゃないからね。
うまく睡眠を使って、楽をしよう。


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睡眠が記憶を整理をしてくれるってことは、それ相応の時間が必要そうです。

睡眠時間は最低でも六時間ぐらいは要ると言われています。
もちろん個人差はあるのですが、六時間以下の睡眠だと脳の成績がすごく落ちるということは、ここ二年くらいのあいだに科学的な証明がなされました。
(海馬(新潮文庫), p.215)

こういうふうなことも書いてあります(ちなみにこの本は2005年発行)。

短い睡眠で大丈夫な人に僕もかなり憧れて、実践するたびに失敗しました。
これから3時間睡眠にしてみよう→最初だけうまくいく→昼にはもう眠い→夕方から夜まで相当寝ちゃう→朝まで眠れない
この失敗を何百回とやりました。昼夜逆転の連続。向いてなかったんだね。

別の本には「6時間睡眠みたいに短い睡眠をしていると」という記述があって、え?と驚きました。
それまでは睡眠時間は長くても6時間までにしたいと思っていました。
なのにその本には6時間睡眠では短いと、当然のように書いてあったからです。
6時間でも短いのに、それ以上短くしようとしてたらそりゃあだめだわな、とその時知りました。
それから寝る時間を早めて、7時間半とか8時間の睡眠をなるべく取るようにしてから、生活はだいぶ変わりました。
日中眠くなることが減ったし、同じ生活リズムで生活できるようになっていきました。
生活リズムが崩れ続けるといろいろと不安定になるんだよね。
そういうのもだいぶ減ったと思います。
その本には「あと1時間寝れば、数時間分の力が手に入る」とも書いてありました(エッセンシャル思考という本です)。
自分の今までの失敗を考えると、そのとおりだなと思えました。
確かに上の引用にも「最低でも」って書いてあったよね。

NHKのガッテン!(ためしてガッテン)のこのページではこんなふうに書いてあります。

十分のようで足りてなかった睡眠時間
普段の睡眠時間は7時間で十分に眠れていると感じているガッテンボーイに、光や音が完全に遮断された部屋で6日間過ごしてもらいました。
すると初日はなんと11時間超え、その後徐々に減っていき最終日はおよそ8時間半の睡眠時間となりました。
国立精神・神経医療研究センターでは20代の被験者15人が9日間、閉鎖空間に入るという実験を行いました。すると実験前7時間半だった平均睡眠時間が同じく8時間半に延長することが分かりました。
つまり8時間半が本来、体が必要としている睡眠時間で、普段は必要睡眠時間よりも一時間短い「潜在的睡眠不足」状態だったことが判明したのです。
潜在的睡眠不足に気づく方法は、休日に遅く起きてしまういわゆる「週末の寝だめ」。平日より3時間を超えて寝だめをしてしまう場合は、普段の睡眠が足りてない証拠。寝だめをしなくてすむように日々の睡眠を増やすことが大切です。
※一般に「寝だめ」と言われますが睡眠を貯めることはできず、実際には睡眠の負債を返済している行為です。

糖尿病の特集の中の一部ですが、また驚きました。
ちなみにガッテンの別のページにはこんな記述もあります。

今回おすすめしたいのは、最低でも6時間しっかりと睡眠をとる事。しっかり寝ると体が脂肪を燃焼するモードに切り替わります。
寝る前に食事をするのは要注意!脂肪がへりにくくなります!

ね?ダイエットにも効くと。
そういうことみたいです。

つまり、7時に起きるなら23時には寝て、8時間は睡眠時間を確保するといいんじゃないかなってことです。
試験前日も徹夜するより寝たほうがいいってよく聞くし、俺も疑ってたけど、たしかにそうなんだろうなって今は思います。


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ちなみにこの本にはやる気の出し方についてのページもあります。

「やる気」を生み出す脳の場所があるんですよ。
側坐核(そくざかく)と言いまして、この神経細胞が活動すればやる気がでるのです。
(海馬(新潮文庫), p.207)

どうすれば活動をはじめるかというと、ある程度の刺激が来た時だけです。
つまり、「刺激が与えられるとさらに活動してくれる」ということでして・・
やる気がない場合でもやりはじめるしかない、ということなんですね。
そのかわり、一度はじめると、やっていうるちに側坐核が自己興奮してきて、集中力が高まって気分が乗ってくる。
ところが、側坐核の神経細胞はやっかいなことに、なかなか活動してくれないのです。

また、「やりはじめる前に、やる気がないのは当然なのですか?」という質問に対して

はい。
やってないから、やる気が出なくて当たり前です。

この現象は「作業興奮」と呼ばれています。
掃除をやりはじめるまでは面倒くさいのに、一度掃除に取りかかればハマってしまって、気づいたら部屋がすっかりきれいになっていた、などという経験は誰にでもあると思います。
行動を開始してしまえば、側坐核がそれなりの行動を取ってくれるから。

ということが書いてあります。
もっと手軽にやる気出させてくれよ!って思うかもしれないけど、上の掃除の例とかみんな実感があるからあんまり反論できないよね。

だから「9時になったら始めよう」パターンは基本アウトです。
勉強しなきゃなって思った瞬間、その瞬間に英単語1個だけ覚える、数学一問だけ解く、というふうにするの。
休みたかったら1個覚えてからにしようとする。
先に休んでもやる気は出ないからね。
1個覚えたらほんとに休んでもいい。
だけど、一個やったらもうちょっとやろうかなと思うときも多いはずです。
側坐核だね。

それに、パッと(1分だけでもいいから)机の前に座る回数が増えると、机に向かう抵抗感がなくなってきます。
机に行くまでがめんどくさいんだよね。
めんどくさいって思ったときの「めんど」くらいでとりあえず机に行ってみるようにすると、いわゆる習慣のちからが働くようになってくるはずです。


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またやる気についての記述がもう一つあります。

達成感という快楽をいかに味わうかと言うと、「目標は大きく」ではなく、「目標は小刻みに」と心がけるほうがうまくいくようです。

これも集中力に関する本にはだいたい書いてあることです。
勉強だったら「数学のワークを終わらせる!!!」とかじゃなくて、「今日3ページやる」とか「20分で1ページやる」とかって決めるということ。
似たような話は前のページの「予定の立て方と英数以外の勉強法(ワークの使い方2)」でもしていたね(ちょっと違う話だけど)。
まるごとの予定じゃなくて、分割して小分けにしてあげると、その分達成感を感じる回数が増えてやる気も出るということです。

またこれも「予定の立て方と英数以外の勉強法(ワークの使い方2)」で話したけど、キッチンタイマーを使うのがいいです。
制限時間があると、単純に燃えるんだよね。好きじゃない科目だとしても。
そういうゲーム性みたいなのを取り入れることは結構大切です。
楽しいほうが続きやすいもんね。

小分けにした、やること(例えばワーク1ページ、英単語暗記10個)に対して、自分でギリギリできないと思うくらいの時間を設定します。
長すぎる制限時間も短すぎる制限時間もだめ。ギリギリ間に合わないくらいの時間設定にする。
5分かかるなと思ったら4分とか4分半とかにする。自分の実力よりも1段階上にする。
そうすると燃えやすいです。やってて楽しくなりやすいです。
ギリギリだと、だらだらする暇がないから集中力も高くなりがち。
(だらだらしてるときにマンガに目がいって読んじゃったり机の汚さが気になって掃除したりしちゃうんだよね)
さらに自分のかかる時間を予想していくことで、自分の実力が正確に把握できるようになっていきます。
これもとっても大切。

キッチンタイマーは机の上においておくとこれからかなり使えるので、安いのでいいから用意してください。
毎回台所から持ってくるのはめんどくさがりにはできないからね。
スマホのタイマー機能はメールとかいろいろ見ちゃうから使えません。

あとはね、茂木健一郎さんが言ってたんじゃないかなと思うんだけど、キリの悪いところでやめるというのもやる気を出すコツです。
(ちなみにパッと机に向かうというのも茂木さんがSNSで話していたことだったはずです)
みんな大体キリのいいところまでやろうとするんだよね。
そうすると次にやるのが「完全に新しいところ」になるでしょ。
そうするとめんどくさくなっちゃうの。

ドラマを録画したときも、1話目が面白かったドラマの第2話と、まだ見てないドラマの第1話なら、前者の第2話のほうが早く見たくなるよね。
もしかしたら見てないほうの第1話のほうが面白いとしても!
続きが気になる状態っていうのは、やる気を出しやすいっていうことです。

だからあえてキリの悪い中途半端なところでやめることで、その途中が気になった状態から始められるということ。
ワークとかも章の最後の1ページとか最後の2問とか残してやめちゃえば、そこから始めてそのまま新しいところに入れるはずです。

キッチンタイマーとキリの悪いところでやめるのを両方備えたような方法をメンタリストのDaiGoさんが紹介しています。

ポモドーロ・テクニック
25分の集中と5分の休憩を繰り返すというもの。
ストップウォッチで集中する時間を区切り、「もう少しやりたかった」というところで休憩に入ることで集中力を高める狙いです。
作業に飽きる前に休憩することで、再開したときもスムーズに集中状態に戻ることができます。
(自分を操る超集中力(かんき出版), p.222)

いかにも自分が集中力がないって言っているような本で紹介するのが恥ずかしいんだけど、でもこの方法は僕にはかなり役立ちました。
90分とか、短くても60分が最小単位だと思っていたので、25分は「あっという間」と思うくらいすぐに終わるんです。
5分の休憩も、トイレ行って水飲んで一息ついたらほぼ終わりなんだけど、それがいいクッションになるんだよね。
これを繰り返して慣れていったら、タイマーなしでもパッと集中しやすくなります。

やる気がなくて困ってる人は、とりあえずキッチンタイマーを手に入れよう。
そんで目の前の一個(小刻みなやること)をとりあえずやってみよう。
自分でギリギリの時間を決めてもいいし、25分でもいいし。
一歩出せれば、ノリでそのまま進めちゃったりするからね。


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勉強できようサイトはほぼ自分が経験してきたことで書いています。
だけどこのページに書いたことは僕もずっと悩んできたことで、ずっとヒントを求めていました。
だからここは引用多めにしてみんなにもヒントをおすそわけです。
睡眠とやる気で困ってる人はたぶん超多いはずだからね。
(引用については、わかりやすいように若干の抜粋をしています。気になる人は本を読んでみてください)

最後にもう一冊紹介しておきます。これも文庫だね。
「海馬」の池谷裕二さんの、より新しくて、より学習について書かれた本です。
ちょっとね。タイトルがダサいというかわかりやすすぎるんだけど、中身はしっかり。
さっきのレミネセンスのことから、それを考慮した1日のスケジュール案なんかも載っています。
本屋に行って、文庫コーナーに行って、新潮文庫(しんちょうぶんこ、文庫で一番多い)のところに行けばあると思うよ。
ちょっと空腹のほうが集中しやすいとか、ちょっと寒いくらいのほうが集中しやすいとか、歩きながらもいいとか、そんなことも書いてあります。
(あるテレビ番組では少し暑いか少し寒いと集中力アップとやっていました)

勉強というか「やり方」についての話だから、仕事や他のことにも使えるはずです。
このサイトでも勉強の「仕方」を考えていこうってずっと言ってたもんね。
仕方が分かれば、科目が変わってもある程度できるはずです。
本が苦手で、もっと軽い感じのほうがいいっていう場合は「海馬」がやっぱりおすすめかな。

海馬はちゃんと読み物だからいいけど、こういう「集中法」みたいな本は何冊も読まなくていいです。
だいたい同じこと書いてあるしね。俺は3冊くらい読んじゃったけど。
そんなの読んでる暇あったらとりあえず始めるのも手。
読むのは困ったらでもいいからね。

ということで。
練習と睡眠とやる気のおはなしでした。


 もくじ




by dekiyosite | 2017-05-07 20:16 | 雑談

 前の前のページ(ちゃんとやってるのに伸びないのはどうして?)
 前のページ(授業の受け方 〜ノート取りすぎんな〜)
 関連ページ(ワークの使い方)


前の前のページから続く「ちゃんと」についての話。
今回は英数以外の科目の勉強法を通して、それについて話していきます。


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英数はこのサイトを使ったり塾に行ったりしてる人も多いよね。
なんで英数が重要視されるかという理由のひとつに、積み重ねが必要だからというのがあります。
数学は方程式ができないと関数は解けないし、英語だって助動詞だけを勉強してもできるようにはならないからね。

その他の科目に積み重ねが不要ということじゃないんだけど、英数よりはいらないことも多いです。
社会で江戸時代が範囲だったらそこだけ勉強すればなんとかなるよね。
理科も国語も実技教科(技術家庭とかね)もそうです。

でも、だから油断してるでしょ。
油断してるせいで結局テスト勉強がうまく進まなくて、点が取れないというパターンが多いでしょ。

積み重ねがいらないとしても、勉強しなけりゃできるようにはなりません。
だけど、たいていの人が英数以外の科目を結局前日になってから勉強してるのを知っています。
提出物以外ね。(提出物も無計画で間に合わなくなってるのも知っています。)

じゃあどうすりゃよかったのよ!
というのをこのページでやっていくからね。


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テスト勉強として使える道具はだいたい

 ・教科書
 ・ノート
 ・ワーク
 ・授業プリント

くらいだよね。

ちゃんとやってるのに伸びないのはどうして?というページで以下のような文章を載せました。
この人に、君ならどうアドバイスをする?

 私はまず、今回こそは頑張りたかったんで、教科書もプリントもワークも全部やることにしました。
 教科書は20ページ、プリント12枚、ワーク40ページもあって本当に大変でした。
 土曜日を全部その科目に使っても教科書3ページ分、プリント2枚にワークは6ページしか進みませんでした。
 もう本当大変で。部活もテスト前だけどミーティングとかもあって。だから全然間に合わなくて。
 でも諦めないで当日ギリギリまで頑張りました。
 結局点数は52点。しかもこの科目に集中したから他の科目は結構悪い点数でした。
 でもちゃんと頑張ったんで、この反省を次に活かそうと思います。

この文章と同じようなことをしてる人は決して少なくないはずです。
明らかに何かが上手くいっていないよね。
何がだめなんだろう。
ちょっと箇条書きにしてみようか。

 ・今回は頑張りたかった
 ・教科書20ページ、プリント12枚、ワーク40ページ全部やることにした
 ・土曜日はその科目の日にした
 ・だけど全然進まなかった
 ・結果間に合わなくて52点だった

という感じ。
そのページでも書いてるけど、この人は頑張ってないわけじゃないんだよね。
むしろめちゃくちゃ頑張ろうとしてる。
だけどほとんど上手くいってない。

さあアドバイス。
この人はどうすればよかったと思う?


ーーーーーー


①予定を立てる=頑張るではない

これはたぶんほとんどの人がしたことのある失敗。
予定を立てるときは、一番やる気があるときです。
「これもこれも頑張るぞー」ってなるから、だいたいパンパンの予定になるんだよね。
というかキャパオーバーな(=かかえきれないほどの)予定になる。
もともと勉強が好きじゃないくせに、毎日やる気があっても間に合わないくらいの予定になる。
予定あるあるです。

だけどどうしてもそうなりがち。
さらに予定に書きがちなのは、

 ・ワーク終わらせる!!
 ・ノート全部読む!!
 ・プリント全部やる!!
 ・75点取る!!

みたいなやつです。
普通じゃんって思うでしょ。
よくこういうふうに書いているよね。

悪かぁないんだけど、いや、あんまり良い予定じゃないんだよね。
なんでだと思う?

それは、「どのくらい時間がかかるのか」が全く考えられていないから。

そのワーク、終わらせるのにどのくらいかかるの。
そのノート、全部読むのに(苦手な科目なのに)どのくらいかかるの。
そのプリント、全部やるのに(授業聞いてなかったのに)どのくらいかかるの。

かかる時間が具体的に考えられていないということ。
そういうのを「漠然(ばくぜん:ぼんやりという意味)」とした予定って言うんだよね。
計画してるようで、計画してないの。
頑張ろうとしてるようで、頑張ろうとしてないの。

だっていつも結局全部中途半端になって目標点も超えないでしょ。

だから、時間が考えられていない予定はその時点でアウトです。
さらに時間も考えてないのに「土曜日はこの科目の日(歴史デーとかね)」とかにしたら、他の科目はまず間違いなく間に合わないはず。


→①予定を立てる=時間について考える


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②テスト勉強=全部やることではない

ということでね、範囲表が配られたら、その範囲表に「科目ごとに」「かかる時間を想定して書き込んでいく」んです。

例えば理科の

 教科書 p.120〜p.140まで
 ノート テスト後提出
 ワーク p.75〜p.102まで
 プリント No.6〜No.12

という範囲のところには、まず

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない)
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ
 プリント No.6〜No.12 7枚

どのくらいの「分量」があるのかをわかりやすくします。
その後で

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ 1時間(1ページ約3分)
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない) 1時間40分(1ページ10分) 
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ 9時間20分(1ページ20分)
 プリント No.6〜No.12 7枚 1時間10分(1枚10分)

というふうにかかりそうな最低時間を書き込みます。
こういう作業が、予定を立てるときにはとても重要で、必要です。

だけどよく見て。吐きそうじゃない?
合わせて13時間以上かかりそうだよ。理科だけで!

これを他の科目に対してもやっていきます。
そうすると大体の「予想最低総勉強時間」が出るよね。
それをテストまでの残りの日程で割ってみるんです。
1日どのくらい勉強しなきゃいけないか出てくるよ。
たぶん、1日7時間とかになると思う。

もともと勉強が好きじゃないのに、学校がある日にも7時間なんてできないよね。
たぶん長くても(勉強の習慣がない人には)3〜4時間が限度だと思う。
だからこの予定のままでいったら、また今回も間に合わなかったなってことになると思う。

そして今回の試験の反省に「今度はもっと頑張りたいです」って書くんでしょ。
ほんと?ほんとにほんと?それ毎回書いてない?
次はさらに1週間早く始めて、そのうえ1日6時間勉強を継続できる?

たぶんだけどできないよ。難しいはずです。
だってね、さっきの理科だって、もっかい見てみて。

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ 1時間(1ページ約3分)
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない) 1時間40分(1ページ10分) 
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ 9時間20分(1ページ20分)
 プリント No.6〜No.12 7枚 1時間10分(1枚10分)

13時間以上かかるとは言ったけど、たとえばノート1ページ書くのも、本当に1ページ10分でできる?
やる気がなくなったり、眠たくなったりは絶対しない?
教科書1ページ3分、どのページもずっとそのペースでできる?難しいページもあるはずだよ?

結局、上の予定で実際にかかるのは17時間以上だと思います。
他の科目もあるのに、そんなのは無理に近いよね。
じゃあどうする。
じゃあどうしようか。
考えてみようね。

それはもちろん、「やることを絞る」ということをします。
全部なんてどうせできないから、一番効果のあるものから選んでいく、ということです。

上の理科の予定で必ずやらなくてはいけないのは、提出のあるノートとワークです。
っていうか苦手なくせに教科書を一生懸命読むなんて無謀(むぼう)です。それができるなら苦手になってないよ。
プリントも大切かもしれないけど一回捨てる。時間が余ったらでいいや、前日チェックするのでいいやってことにする。
ワークをやれば、内容も理解できるかもしれないし、そしたらプリントもすらっと読めるかもしれないしね。
さて。ノートとワークどっち先にやろうか。
この場合、おそらく多くの人がノートを選ぶはずです。
なんとなく、教科書(授業)→ノート→ワーク、の順じゃなきゃいけない気がしてるでしょ。
それにノート全然書いてない(白紙が多い)っていうのは不安だから早くやりたいでしょ。
でもそんなのはどうでもいい。一番いい順番を考えてください。
ワークをやれば内容が理解できるはず。
その後にノートを書けば「あ、あのワークのところだ」っていうふうになるはずです。
だけどノートを先に書いたら、書く「だけ」になるはず。
前のページで注意した、理解もせずただ書くだけの時間になるはずです。
その時間もったいないよ。
だからこの場合は絶対にワークからです。

そうして絞ったら、範囲表の書き込みは次のようになるはず。

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない) 1時間40分(1ページ10分) 
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ 9時間20分(1ページ20分)
 プリント No.6〜No.12 7枚

まだ11時間もあるけどね。
だけど「絞る」ということを考えました。


→②全科目にかかる最低時間を考えた上で、やることを絞る


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③あとはやるだけ、ではない

時間も決めた、やることも絞った、だからあとは頑張るだけ!
じゃないだな。だってさ、

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない) 1時間40分(1ページ10分) 
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ 9時間20分(1ページ20分)
 プリント No.6〜No.12 7枚

一科目に11時間かかってるんだよ。
しかもこれは予想最低時間。もっとかかる可能性がある。
でもこのワークとノートは絶対にやりたいよね。提出だし。
うーん。これ以上考えることないかな。

考えることはあります。
それはやり方のこと。
ノートを書くスピードはあまり変わらないだろうから、主にワークについてね。

ワークみんなどうやって解いてる?
1ページずつ頑張ってやるんだとは思うんだけどさ、その科目苦手科目じゃないの?

例えば。
理科や社会のワークの最初には、単語チェックみたいなページがあるよね。

 1. 江戸幕府が誕生したのは何年か(    )
 2. 江戸幕府を開いたのは誰か  (    )
 3. 2.の役職は何か       (    )

みたいなね。
こういうの一生懸命やるのって意味あるのかな。
だって苦手なんだから、そのページのほとんど分からないんじゃない?

ほどんど分からないワークを

 分からないから時間がかかるしやる気もなくなるけど一生懸命やる
 →答え合わせする
 →赤でいっぱい

っていうふうにやるわけでしょ?
時間もかかるし、これで点数取れるのかな。
まあ、取れないだろうね。
だって赤で書いただけで覚えられるわけがないんだもん。

じゃあどうやったらいいと思う?

苦手だったり理解してない科目のワークは「分からない」んじゃなくて「知らない」んです。
知らないものを解けるわけないよね。時間もそりゃあかかるわ。
知らないっていうことは、まず知らなきゃいけないっていうこと。
つまり授業にあたる部分を「自分で補わなきゃいけない」っていうこと。

じゃあどうする?
教科書で調べながらやる?
絶対時間がかかるし、途中で飽きるはずです。

こういうときには「答え」を使うんです。
ワークにはだいたい答えが付いてきてるよね。

1ページ分、5分って決めて、まず答えを見て丸暗記の時間を作るんです。
その後で答えを閉じて(当たり前だね)解く。
そうすると、今見たばかりの問題なのにできない問題が出てくる。ちょっと悔しい。
答えをもう一回見て暗記をし直す。
次のページも同じように。

というふうにやるんです。
まずやることは、必ず答えを見る時間を決めること。
キッチンタイマーでいいです。なければ安いのでいいから買おう。スマホは他のところを見ちゃうからだめ。
そのページをギリギリ暗記できないと思うくらいの時間で設定して、暗記します。
これすっごいポイントだからね!
人は、ギリギリくらいが燃えるんです。
むしろ15分とか30分とか、余裕すぎる時間が与えられるとダラダラしちゃう(結局覚えられないし眠くなる)から。
このページ4分でいけそうだなと思ったら、あえて3分にする。3分でいけそうだなと思ったら2分に。
ギリ間に合わないくらいの時間を設定してください。
どうせすぐに解いてその後すぐに答えまた見るんだから、100%じゃなくていいから。
完璧にしようと思うと無駄に時間がかかるからね。

さあ!その後解きます。
必ず解けない問題が出てくるはず。
ギリ間に合わないくらいの時間に設定してるんだから当然です。
だけど覚えたと思ったはずのものも解けないのが出てくるはず。
「あれ・・えっと・・なんだっけなあれ・・」って必ずなるはず。
そうすると気になるよね。気になるから答え合わせをします。

答え合わせをすると「あー!これだった!」ってなったり、やっぱりこの単語覚えにくいなって思ったりと発見があります。
そこでもっかい覚え直します。
その復習はまたあとでに任せて、次のページに行っちゃいましょう。

ギリ間に合わないくらいの時間に設定したり、見たばかりの問題が解けなかったりするようにしてるのはワザとです。
ゲーム性っていうのかな。
小6と小1で野球をするときにハンデをつけるよね。
絶対勝てる(絶対負ける)っていうのはつまらないから、ギリギリ勝つか負けるか分からないようにハンデを設定してるわけです。
ギリギリの時間設定をすることで、勝つか負けるか分からないゲーム性を入れているの。
そういう要素があると、苦手な科目でも「まだ」楽しく勉強できるんです。
つまらないからってつまらなそうにやったら、そりゃあ時間もかかるし知識もつかないからね。
なるべく楽しめる要素を入れるというのはとっても大切。
今回は「時間設定」とそのせいで出てくる「あと一歩で解けない」がそれです。
キッチンタイマーで必ずカウントダウンをしてください(これはどの勉強にも効きます)。

ギリ間に合わないくらいの時間設定をする理由は、時短(じたん:時間を短くする)の目的ももちろんあります。
さっきも書いたけど、「ちゃんと覚えられるまで」の時間ってめちゃくちゃかかるの。
あともうちょっと、あともうちょっとって延長しがちだし。
7割の暗記でとりあえずやってみて、ダメなところをはいもっかい!のほうが絶対に早く済みます。

改めて時間も加えて書き直すと、

・5分計って(場合によって変わる)暗記 5分
・答えを閉じて解く 3分
・答え合わせと覚え直し 5分

程度で1ページ終わるはず。13分だね。
しかもこの時間は、さっきのあいまいな時間設定とは違うよ。
暗記時間も不明、知らない問題を解く時間も不明だったさっきとは違う。
時間計って暗記して、知ってる問題を解いてるんだから。

単語チェックみたいなページじゃなくて、標準問題のページのところは暗記の時間がいらないから

・時間を計って解く 6分
・答え合わせと覚え直し 6分

こんな感じでいいはず。12分より早く済みそうな気もするけどね。
暗記がなくても解くときは時間を計ってやるといいです。

そうすると範囲表の書き込みはこんな感じになる。

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない) 1時間40分(1ページ10分) 
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ 約6時間(1ページ13分)
 プリント No.6〜No.12 7枚

時間が正確になった上に11時間だった予定が8時間弱にまで減っています。
1日1時間やっても8日で終わりそう。だいぶできそうな感じになってきたよね。
時々2時間やったりしてあげれば、もう一回やったり、プリントを見たりする時間もかせげそう。
ワークで理解してるから、ノート書くのもプリント見るのもいい感じに復習になるはずです。

ワークの答えを先に見るのに抵抗がある人もいるかもしれないけど、そういう人はもう一回ちゃんとやってるのに伸びないのはどうして?を読んでください。
正しいやり方、ちゃんとやり方、一生懸命やるやり方、が必ず良いというわけじゃないんだよ。
知識のない人にとって、この「ワークの答えをうまく使う方法」はかなり役に立つはずです。

それから、このページでは「かかる時間を予想」したり「キッチンタイマーで時間を計っ」たりしてたけど、実はこれも大切です。
時間を予想すること、キッチンタイマーで実際にかかる時間を知ることは、イコール自分の実力を知るということでもあります。
最初は時間の予想が難しくても、そのうち「この感じだとだいたいこのくらいかかるな」って結構正確に予想できるようになってくる。
それは自分の力がちゃんと把握(はあく)できているということです。
正確に時間が予想できるから、無謀(むぼう)な予定を立てることも減っていくはず。
キッチンタイマー、必ず用意してね。すっごくすっごく役に立つから。


→③やるやり方を考える


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ということで、このページでは普段やってる(はずの)英数以外の勉強法について考えてきました。
改めてさっきの人の文章を読んでみようか。

 ・今回は頑張りたかった
 ・教科書20ページ、プリント12枚、ワーク40ページ全部やることにした
 ・土曜日はその科目の日にした
 ・だけど全然進まなかった
 ・結果間に合わなくて52点だった

どうアドバイスしたらいいかもう考えられるかな。
さっきやったのは以下の通り。

 ①予定を立てる=頑張るではない
 ②テスト勉強=全部やることではない
 ③あとはやるだけ、ではない

→①予定を立てる=時間について考える
→②全科目にかかる最低時間を考えた上で、やることを絞る
→③やるやり方を考える

だからアドバイスは、
頑張りたいからってなんでもやろう!ってやってると結局全部終わらないから、

 ①かかる時間をちゃんと考えて
 ②最低限必要なことに絞って
 ③さらにやり方を工夫してなるべく短い時間で効果を出せるように
  (ワークの答え使うと便利だよ)

って感じかな。
ちなみに、短ければいいって思ってるわけじゃないってことは「本当の楽ってなに」とかこのサイトを読んでくれてる人は知ってくれてると思う。
効率が良ければ必ずいいってわけじゃないんだけど、でも効率を考えることは「最短距離を考える」ことでもあるから、理解に近づきやすくなるはずです。
これを機に「テストの作られ方」からまた読み直してみてね。
発見があるはずです。


ーーーーーー


ここまでの3ページで、ちゃんとやってるから良いわけじゃないし、楽をしたからって悪いわけじゃないって話をしてきました。
一生懸命やってるのにうまくいかなかった人にはきっと役立つと思って書きました。
一生懸命やってた分、楽をすれば余裕がでてくるから、その余った時間でまた別のことができるはずだからね。
やり方さえ工夫すれば、きっと点くらい取れるようになるはずです。
上手くいったら教えてね。


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 もくじ




by dekiyosite | 2017-05-05 20:59 | 雑談

 前のページ(ちゃんとやってるのに伸びないのはどうして?)


前のページでは

 「ちゃんと」授業受けてるのに
 「ちゃんと」ノート取ってるのに
 「ちゃんと」テスト勉強してるのに

うまくいかないってどういうことかを考えました。

図星だった人にはショックな内容だったんじゃないかな。
だけどここから。ここから始めていこうね。


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んで!
今回の本題「授業の受け方」。

もうサブタイトルにも書いてるけど、言いたいのは「ノート取りすぎんな」ってことです。
えーって感じするでしょ。だってノート大切じゃんって思うよね。

消しゴムの使い方というページでもノートについての話をしました。
ざっくり言うと「ノートをきれいに書こうとしすぎないで」ということ。
色をたっくさん使ってきれい(っぽい)ノートの人はあんまり勉強得意じゃなかったりするし、高得点取ってる人のノートは意外とごちゃごちゃだったりします。
ノートはきれいに書くためのものじゃなくて、理解するためのものなんだよっていう話でした。

ただ、ノートを取りすぎんなっていうのはどういうこと?って思うよね。

でも実はちょっと気づいてるんじゃないかな。
授業で板書を写すよね。
写してる間に先生が次の板書を書いてるでしょ。
やっと書き終わったのにまた次の板書。
それが書き終わったらまた次の板書。
書くだけになってるでしょ。
先生と絶対に追いつかないおいかけっこしてる感じです。

じゃあ質問ね。
その一生懸命ノートを書いたその授業の、その直後に、その内容の小テストをやったとします。
どのくらい取れる?

・・今、やばっと思った人はえらい。想像力があります。
たぶん書くだけで精一杯になってた人は、その直後の小テストでも点を取れません。
だって。だってなんだと思う?

だって先生の話を聞いてないんだもん。
書くこと「だけ」を一生懸命やってるだけで、話は聞いてないし、書いてある内容を理解しようともしてないんだもん。
ただ写してるだけ。
そりゃあ分かんないよ。

これは自分が先生になってみるとすぐに分かります。
自分の得意なこと(植物が好きな人は植物について、カメラが好きな人はカメラについて)を黒板に板書しながら授業してみよう。
実際にやったほうがいいけど、想像するのでもいいです。

板書をするときは説明しながら書くはずです。無言で書くことのほうが少ないと思う。
それに書いた板書を指差して「これがね、こうなって!」ってアクションしながら話すときもあるはずです。

だけど、見ていない(聞いていない)生徒は、説明もアクションも何も頭に入ってないんだもん。
それだけでこの生徒たぶん理解してないなーってわかります。
少なくとも、授業直後に小テストをしたら絶対に解けないはず。

直後に小テストして点が取れないってことは、理解度0ってことだよね。
0の状態からテスト前に勉強して、全科目いい点取るほうが難しいはずです。
授業である程度理解してたら、理解度7くらいまでにしてあったら、もっと楽にテスト勉強できるかもしれないよね。
つまり、もっと楽に点が取れるはずです。


ーーーーーー


え? 結局どうしろってこと?
って思ってるかな。

結局、ノート取りすぎんなってことです。
今授業を受けるときに「書く:聞く」がほぼ「10:0」になってるでしょ。
その比率(ひりつ)の「聞く」をグーッと上げてください。

ノート取って聞くって難しいから、いったん「書く:聞く=0:10」にするくらいのつもりでいいです。
ノートを書くのを一回諦めてみるっていうこと。
あくまで「聞く」がメイン
「聞く」で余った時間で、メモ程度のノートを書く、ということ。
それが授業の受け方のコツです。

 いやいやいや!
 書くだけで精一杯だったんだから聞く時間ないわ!
 ノートちゃんと書かないとテスト前困るから書くわ!聞けねえわ!

って思うかな。

でもさ。
キツイこと言うけど、今までノート取ってても点取れなかったんじゃん。
今までの「ちゃんと」はもう通用しないってことなんだよ?
それをよく考えてね。

ノート取るなとは言ってないからね。
「聞く」をメインにしようって言ってるだけです。

聞くをメインにしてたら、ノートが書ききれないときもあると思う。
そういうときは友達にその部分だけ写させてもらえばいいじゃん。
写させてもらえなくても、似たような内容は教科書やワークに載ってたりするから意外と大丈夫だよ。

「聞かない」ということは「理解しない」ってことです。
理解してないから、テスト前にノート見直しても(ちゃんと書いてたのに)意味が分からなかったんだよ。
理解していれば、ノート、教科書、ワーク、プリントっていう道具をうまく使えるようになります。
「理解する」ためには、「聞こうね」ということ。

バラエティ番組のテロップ(文字)を全部ノートに書いてたら内容入ってこないと思うよ。
書くのと聞く(見る)のどっちかしかできないとしたらそりゃあ「見る」を選ぶよね。
じゃあ学校の授業もおんなじ。
もっともっと見て聞くこと。話を聞き逃さないこと。
よくわからないのをひたすら書くだけだからつまんなかった科目もあるはずだよ。
話を聞けば内容が入ってきて、理解できて、意外と面白くなるかもしれません。


ーーーーーー


中学のときも高校のときも、クラスにひとりくらい、なんにもノート取らない同級生がいました。
その意味がそのときは全然分からなくて。
ノートも書かないで何やってんだよって思ってました。不真面目だなーくらいにね。
だけどそいつ点取れんだわ。他の友だちに教えたりとかしてるんだわ。

でもその理由が今なら分かる。
自分が中高のときの自分にアドバイスができるなら、もっと聞けって言います。
ノートとりあえず置いとけって。

実際、先生5人に「ノート取って話聞かないのと、話聞いてノート取らないのどっちがいい?」って質問したら、みんな話聞くのを選ぶんじゃないかなって思うよ。
一生懸命頑張る(ノートを取る)ことは悪いことじゃないけど、別に一生懸命やったら褒められるわけでもない。
もっと楽にゴールに行く方法があります。
頭悪いからって思う前に、試してみようね。効くからね。マジで。


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次のページではさらにテスト前の勉強のコツについて話します。


 次のページ(予定の立て方と英数以外の勉強法(ワークの使い方2))
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by dekiyosite | 2017-05-04 21:00 | 雑談