予定の立て方と英数以外の勉強法(ワークの使い方2)


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 関連ページ(ワークの使い方)


前の前のページから続く「ちゃんと」についての話。
今回は英数以外の科目の勉強法を通して、それについて話していきます。


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英数はこのサイトを使ったり塾に行ったりしてる人も多いよね。
なんで英数が重要視されるかという理由のひとつに、積み重ねが必要だからというのがあります。
数学は方程式ができないと関数は解けないし、英語だって助動詞だけを勉強してもできるようにはならないからね。

その他の科目に積み重ねが不要ということじゃないんだけど、英数よりはいらないことも多いです。
社会で江戸時代が範囲だったらそこだけ勉強すればなんとかなるよね。
理科も国語も実技教科(技術家庭とかね)もそうです。

でも、だからって油断してるでしょ。
油断してるせいで結局テスト勉強がうまくいかなくて、点が取れないというパターンが多いでしょ。

積み重ねがいらないとしても、勉強しなけりゃできるようにはなりません。
だけど、たいていの人が英数以外の科目を結局前日になってから勉強してるのを知っています。
提出物以外ね。(提出物も無計画で間に合わなくなってるのも知っています。)

じゃあどうすりゃよかったのよ!
というのを、このページでやっていくからね。


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テスト勉強として使える道具はだいたい

 ・教科書
 ・ノート
 ・ワーク
 ・授業プリント

くらいだよね。

ちゃんとやってるのに伸びないのはどうして?というページで以下のような文章を載せました。
この人に、君ならどうアドバイスをする?

 私はまず、今回こそは頑張りたかったんで、教科書もプリントもワークも全部やることにしました。
 教科書は20ページ、プリント12枚、ワーク40ページもあって本当に大変でした。
 土曜日を全部その科目に使っても教科書3ページ分、プリント2枚にワークは6ページしか進みませんでした。
 もう本当大変で。部活もテスト前だけどミーティングとかもあって。だから全然間に合わなくて。
 でも諦めないで当日ギリギリまで頑張りました。
 結局点数は52点。しかもこの科目に集中したから他の科目は結構悪い点数でした。
 でもちゃんと頑張ったんで、この反省を次に活かそうと思います。

この文章と同じようなことをしてる人は決して少なくないはず(=結構いるはず)です。
明らかに何かが上手くいっていないよね。
何がだめなんだろう。
ちょっと「箇条書き」にしてみようか。

 ・今回は頑張りたかった
 ・教科書20ページ、プリント12枚、ワーク40ページ全部やることにした
 ・土曜日はその科目の日にした
 ・だけど全然進まなかった
 ・結果間に合わなくて52点だった

という感じ。
そのページでも書いてるけど、この人は頑張ってないわけじゃないんだよね。
むしろめちゃくちゃ頑張ろうとしてる。
だけどほとんど上手くいってない。

さあアドバイスだ。
君は、この人が、どうすればよかったと思う?


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①予定を立てる=頑張るではない

これはたぶんほとんどの人がしたことのある失敗。
予定を立てるときは、一番やる気があるときです。
「これもこれも頑張るぞー」ってなるから、だいたいパンパンの予定になるんだよね。
というかキャパオーバーな(=かかえきれないほどの)予定になる。
もともと勉強が好きじゃないくせに、毎日やる気があっても間に合わないくらいの予定になる。
予定あるあるです。

だけどどうしてもそうなりがち。
さらに予定に書きがちなのは、

 ・ワーク終わらせる!!
 ・ノート全部読む!!
 ・プリント全部やる!!
 ・75点取る!!

みたいなやつです。
普通じゃんって思うでしょ。
よくこういうふうに書いているよね。

悪かぁないんだけど、いや、あんまり良い予定じゃないんだよね。
なんでだと思う?

それは、「どのくらい時間がかかるのか」が全く考えられていないから。

そのワーク、終わらせるのにどのくらいかかるの。
そのノート、全部読むのに(苦手な科目なのに)どのくらいかかるの。
そのプリント、全部やるのに(授業聞いてなかったのに)どのくらいかかるの。

かかる時間が具体的に考えられていないということ。
そういうのを「漠然(ばくぜん:ぼんやりという意味)」とした予定って言うんだよね。
計画してるようで、計画してないの。
頑張ろうとしてるようで、頑張ろうとしてないの。

だっていつも結局全部中途半端になって目標点も超えないでしょ。

だから、時間が考えられていない予定はその時点でアウトです。
さらに時間も考えてないのに「土曜日はこの科目の日(歴史デーとかね)」とかにしたら、他の科目はまず間違いなく間に合わないはず。


→①予定を立てる=時間について考える


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②テスト勉強=全部やることではない

ということでね、範囲表が配られたら、その範囲表に「科目ごとに」「かかる時間を想定して書き込んでいく」んです。

例えば理科の

 教科書 p.120〜p.140まで
 ノート テスト後提出
 ワーク p.75〜p.102まで
 プリント No.6〜No.12

という範囲のところには、まず

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない)
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ
 プリント No.6〜No.12 7枚

どのくらいの「分量」があるのかをわかりやすくします。
その後で

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ 1時間(1ページ約3分)
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない) 1時間40分(1ページ10分) 
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ 9時間20分(1ページ20分)
 プリント No.6〜No.12 7枚 1時間10分(1枚10分)

というふうにかかりそうな最低時間を書き込みます。
こういう作業が、予定を立てるときにはとても重要で、必要です。

だけどよく見て。吐きそうじゃない?
合わせて13時間以上かかりそうだよ。理科だけで!

これを他の科目に対してもやっていきます。
そうすると大体の「予想最低総勉強時間」が出るよね。
それをテストまでの残りの日程で割ってみるんです。
1日どのくらい勉強しなきゃいけないか出てくるよ。
たぶん、1日7時間とかになると思う。

もともと勉強が好きじゃないのに、学校がある日にも7時間なんてできないよね。
たぶん長くても(勉強の習慣がない人には)3〜4時間が限度だと思う。
だからこの予定のままでいったら、また今回も間に合わなかったなってことになると思う。

そんで今回の試験の反省に「今度はもっと頑張りたいです」って書くんでしょ。
ほんと?ほんとにほんと?それ毎回書いてない?
次はさらに1週間早く始めて、そのうえ1日6時間勉強を継続できる?

たぶんだけどできないよ。難しいはずです。
だってね、さっきの理科だって、ほら。もっかい見てみて。

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ 1時間(1ページ約3分)
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない) 1時間40分(1ページ10分) 
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ 9時間20分(1ページ20分)
 プリント No.6〜No.12 7枚 1時間10分(1枚10分)

13時間以上かかるとは言ったけど、たとえばノート1ページ書くのも、本当に1ページ10分でできる?
やる気がなくなったり、眠たくなったりは絶対しない?
教科書1ページ3分、どのページもずっとそのペースでできる?難しいページもあるはずだよ?

結局、上の予定で実際にかかるのは17時間以上だと思います。
他の科目もあるのに、そんなのは無理に近いよね。
じゃあどうする。
じゃあどうしようか。
考えてみようね。


どうするか。それはもちろん、「やることを絞る」です。
全部なんてどうせできないから、一番効果のあるものから選んでいく、ということです。

上の理科の予定で必ずやらなくてはいけないのは、提出のあるノートとワークです。
っていうか苦手なくせに教科書を一生懸命読むなんて無謀(むぼう)です。それができるなら苦手になってないよ。
プリントも大切かもしれないけど一回捨てる。時間が余ったらでいいや、前日チェックするのでいいやってことにする。

「だめ!だって全部頑張るって決めたんだもん!」アホかー!さっき言ったよね。
全部頑張るっていうのは、結局何も頑張んないのと一緒です。また同じ反省をすることになるよ。
やることを絞るっていうのは「優先順位を考える」ってことです。
今点数とか成績が低くて困ってるんだよね? じゃあそれを上げるのに、一番効果があることを考える。
今回は、それはノートとワークです。これさえできれば、ある程度の点数が(しかもまあまあ良い点が)取れるはず。
それにワークをやれば、内容も理解できるから、プリントもすらっと読めるかもしれないしね。
全部やらなきゃは、全部中途半端になる可能性があるってこと。
捨ててみるのは、とっても大事です。

さて。ノートとワークどっち先にやろうか。
この場合、おそらく多くの人がノートを選ぶはずです。
なんとなく、教科書(授業)→ノート→ワーク、の順じゃなきゃいけない気がしてるでしょ。
それにノート全然書いてない(白紙が多い)っていうのは不安だから早くやりたいでしょ。
でもそんなのはどうでもいい。一番いい順番を考えてください。
ワークをやれば内容が理解できるはず。
その後にノートを書けば「あ、あのワークのところだ」っていうふうになるはずです。
だけどノートを先に書いたら、書く「だけ」になるはず。
前のページで注意した、理解もせずただ書くだけの時間になるはずです。
その時間もったいないよ。
だからこの場合は絶対にワークからです。

そうして絞ったら、範囲表の書き込みは次のようになるはず。

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない) 1時間40分(1ページ10分) 
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ 9時間20分(1ページ20分)
 プリント No.6〜No.12 7枚

まだ11時間もあるけどね。
だけど「絞る」ということを考えました。


→②全科目にかかる最低時間を考えた上で、やることを絞る


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③あとはやるだけ、ではない

時間も決めた、やることも絞った、だからあとは頑張るだけ!
じゃないだな。だってさ、

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない) 1時間40分(1ページ10分) 
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ 9時間20分(1ページ20分)
 プリント No.6〜No.12 7枚

一科目に11時間かかってるんだよ。
しかもこれは予想最低時間。もっとかかる可能性がある。
でもこのワークとノートは絶対にやりたいよね。提出だし。
うーん。これ以上考えることないかな。

考えることはあります。
それはやり方のこと。
ノートを書くスピードはあまり変わらないだろうから、主にワークについてね。

ワークみんなどうやって解いてる?
1ページずつ頑張ってやるんだとは思うんだけどさ、その科目苦手科目じゃないの?

例えば。
理科や社会のワークの最初には、単語チェックみたいなページがあるよね。

 1. 江戸幕府が誕生したのは何年か(    )
 2. 江戸幕府を開いたのは誰か  (    )
 3. 2.の役職は何か       (    )

みたいなね。
こういうの一生懸命やるのって意味あるのかな。
だって苦手なんだから、そのページのほとんど分からないんじゃない?

ほどんど分からないワークを

 分からないから時間がかかるしやる気もなくなるけど一生懸命やる
 →答え合わせする
 →赤でいっぱい

っていうふうにやるわけでしょ?
時間もかかるし、これで点数取れるのかな。
まあ、取れないだろうね。
だって赤で書いただけで「覚えられるわけがない」んだもん。

じゃあどうやったらいいと思う?

苦手だったり理解してない科目のワークは「分からない」んじゃなくて「知らない」んです。
ここをよーく理解してね。分からないんじゃなくて「知らない」。

知らないものを解けるわけないよね。時間もそりゃあかかるわ。
知らないっていうことは、まず知らなきゃいけないっていうこと。
つまり授業にあたる部分を「自分で補わなきゃいけない」っていうこと。

じゃあどうする?
教科書で調べながらやる?
いやー無理だね。絶対時間がかかるし、途中で飽きるはずです。

こういうときには「答え」を使うんです。
ワークにはだいたい答えが付いてきてるよね。

1ページ分、5分って決めて、まず答えを見て丸暗記の時間を作るんです。
その後で答えを閉じて(当たり前だね)解く。
そうすると、今見たばかりの問題なのにできない問題が出てくる。ちょっと悔しい。
答えをもう一回見て暗記をし直す。
次のページも同じように。

というふうにやるんです。
まずやることは、必ず答えを見る時間を決めること。
キッチンタイマーでいいです。なければ安いのでいいから買おう。スマホは他のところを見ちゃうからだめ。

そのページをギリギリ暗記できないと思うくらいの時間で設定して、暗記します。
これすっごいポイントだからね!
人は、ギリギリくらいが燃えるんです。
むしろ15分とか30分とか、余裕すぎる時間が与えられるとダラダラしちゃう(結局覚えられないし眠くなる)から。
このページ4分でいけそうだなと思ったら、あえて3分にする。3分でいけそうだなと思ったら2分に。
ギリ間に合わないくらいの時間を設定してください。
どうせすぐに解いてその後すぐに答えまた見るんだから、100%じゃなくていいから。
というか完璧にしようと思うと無駄に時間がかかるから、逆にダメです。
(70%しかわからなかったとしても、70点取れるんだよ)

さあ!その後解きます。
必ず解けない問題が出てくるはず。
ギリ間に合わないくらいの時間に設定してるんだから当然です。
だけど、覚えたと思ったはずのものも解けない。
「あれ・・えっと・・なんだっけなあれ・・」って必ずなるはずです。
そうすると気になるよね。気になるから答え合わせをします。

答え合わせをすると「あー!これだった!」ってなったり、やっぱりこの単語覚えにくいなって思ったりと発見があります。
間違えた問題にチェックを付けて、そこでもっかい覚え直します。
だけど解き直しはもうしません。解き直しはまたあとでにして、次のページに行っちゃいましょう。

ギリ間に合わないくらいの時間に設定するのは「ワザと」です。
ゲーム性を作る、ということ。
小6と小1で野球をするときにハンデをつけるよね。
小6は利き手じゃないほうでやることにしよう!とかね。
絶対勝てる(絶対負ける)っていうのはどちらにもつまらないんです。
だから、ギリギリ勝つか負けるか分からないようにハンデを設定する。

勉強にも、ギリギリの時間設定をすることで、勝つか負けるか分からないゲーム性を入れているの。
そういう要素があると、苦手な科目でも「まだ」楽しく勉強できるんです。
つまらないからってつまらなそうにやったら、そりゃあ時間もかかるし知識もつかないからね。
なるべく楽しめる要素を入れるというのはとっても大切。
今回は「時間設定」とそのせいで出てくる「あと一歩で解けない」がそれです。
キッチンタイマーで必ずカウントダウンをしてください(これはどの勉強にも効きます)。

ギリ間に合わないくらいの時間設定をする理由は、時短(じたん:時間を短くする)の目的ももちろんあります。
さっきも書いたけど、「ちゃんと覚えられるまで」の時間ってめちゃくちゃかかるの。
あともうちょっと、あともうちょっとって延長しがちだし。
7割の暗記でとりあえずやってみて、ダメなところをはいもっかい!のほうが絶対に早く済みます。

改めて時間も加えて書き直すと、

・3〜5分計って暗記(場合によって変わる、長すぎないこと) 5分
・答えを閉じて解く 3分
・答え合わせと覚え直し 5分

程度で1ページ終わるはず。13分だね。
しかもこの時間は、さっきのあいまいな時間設定とは違うよ。
暗記時間も不明、知らない問題を解く時間も不明だったさっきとは違う。
時間計って暗記して、知ってる問題を解いてるんだから。

単語チェックみたいなページじゃなくて、標準問題のページのところは暗記の時間がいらないから

・時間を計って解く 6分
・答え合わせと覚え直し 6分

こんな感じでいいはず。12分より早く済みそうな気もするけどね。
暗記がなくても解くときは時間を計ってやるといいです。

そうすると範囲表の書き込みはこんな感じになる。

 教科書 p.120〜p.140まで 21ページ
 ノート テスト後提出 10ページ(書いてない) 1時間40分(1ページ10分) 
 ワーク p.75〜p.102まで 提出 28ページ 約6時間(1ページ13分)
 プリント No.6〜No.12 7枚

時間が正確になった上に11時間だった予定が8時間弱にまで減っています。
1日1時間やっても8日で終わりそう。だいぶできそうな感じになってきたよね。
時々2時間やったりしてあげれば、もう一回やったり、プリントを見たりする時間もかせげそう。
ワークで理解してるから、ノート書くのもプリント見るのもいい感じに復習になるはずです。

ワークの答えを先に見るのに抵抗がある人もいるかもしれないけど、そういう人はもう一回ちゃんとやってるのに伸びないのはどうして?を読んでください。
正しいやり方、ちゃんとやり方、一生懸命やるやり方、が必ず良いというわけじゃないんだよ。
知識のない人にとって、このページの「ワークの答えをうまく使う方法」はかなり役に立つはずです。

それから、このページでは「かかる時間を予想」したり「キッチンタイマーで時間を計っ」たりしてたけど、実はこれも大切です。
時間を予想すること、キッチンタイマーで実際にかかる時間を知ることは、イコール自分の実力を知るということでもあります。
最初は時間の予想が難しくても、そのうち「この感じだとだいたいこのくらいかかるな」って結構正確に予想できるようになってくる。
それは自分の力がちゃんと把握(はあく)できているということです。
正確に時間が予想できるから、無謀(むぼう)な予定を立てることも減っていくはず。
キッチンタイマー、机に一個必ず用意してね。すっごくすっごく役に立つから。
(安いのでOK。ただカウントダウンもカウントアップ(0秒から増えてくやつ)も両方できるものがいいです)


→③やるやり方を考える


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ということで、このページでは普段やってる(はずの)英数以外の勉強法について考えてきました。
改めてさっきの人の文章を読んでみようか。

 ・今回は頑張りたかった
 ・教科書20ページ、プリント12枚、ワーク40ページ全部やることにした
 ・土曜日はその科目の日にした
 ・だけど全然進まなかった
 ・結果間に合わなくて52点だった

どうアドバイスしたらいいかもう考えられるかな。
さっきやったのは以下の通り。

 ①予定を立てる=頑張るではない
 ②テスト勉強=全部やることではない
 ③あとはやるだけ、ではない

→①予定を立てる=時間について考える
→②全科目にかかる最低時間を考えた上で、やることを絞る
→③やるやり方を考える

だからアドバイスは、
頑張りたいからってなんでもやろう!ってやってると結局全部終わらないから、

 ①かかる時間をちゃんと考えて
 ②最低限必要なことに絞って
 ③さらにやり方を工夫してなるべく短い時間で効果を出せるように
  (ワークの答え使うと便利だよ)

って感じかな。
ちなみにだけど、短ければいいって思ってるわけじゃありません。
本当の楽ってなに」とかこのサイトを読んでくれてる人は知ってくれてると思う。
効率が良ければ必ずいいってわけじゃないんだけど、でも効率を考えることは「最短距離を考える」ことでもあるから、理解に近づきやすくなるはずです。
点が取れなくて「自分はダメだ」と思うくらいなら、点くらい取ってほしいんだよね。やり方ちょっと工夫すれば大丈夫だから。

これを機に「テストの作られ方」からまた読み直してみてね。
発見があるはずです。


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ここまでの3ページで、ちゃんとやってるから良いわけじゃないし、楽をしたからって悪いわけじゃないって話をしてきました。
一生懸命やってるのにうまくいかなかった人にはきっと役立つと思って書きました。
一生懸命やってた分、楽をすれば余裕がでてくるから、その余った時間でまた別のことができるはずだからね。
やり方さえ工夫すれば、きっと点くらい取れるようになるはずです。
上手くいったら教えてね。


 次のページ(練習と睡眠、そしてやる気の出し方)
 もくじ




by dekiyosite | 2017-05-05 20:59 | 雑談