このページの問題は計算ミスが多発する問題です。
絶対ミスしない解き方を教えます。
(ここは特に自信あり)
自信があるのですぐに問題に入りたいところですが、
サッと「通分」の基本の復習をしようかな。
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通分とは「分母(分数の下の方)の数字を合わせること」です。そうしないと分数はたし算ひき算ができないからです。
「2」と「4」を合わせるために、分母と分子の両方に数字をかけます。
これは方程式の「両辺になら同じことをしていい」とちょっと似てます。
もう一問。
「2」と「3」の場合は「6」にするんだけど、この数字を最小公倍数って言います。
3.4.でもちょっと出てきました。
最小公倍数が分かるとスムースにいくんだけど、ちょっと難しい人は、お互いの分母の数字をかけちゃえばなんとかなります。
左の方は「4」と「6」の最小公倍数の「12」に合わせてるんだけど、右の方は最小公倍数を無視してお互いの数字をかけています。
これでも答え出るからね。分かんなかったらこうやってください。
通分の基本はこの程度でいいかな。
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さあ本題!
ちゃっと解説に入るけど、こういうときは「長い分数にする」んです。
「2」と「4」で通分するので分母を「4」に合わせます。
左の項には「×2」をしてるのでこういうふうに書きます。必ず()をします。
右の項は元々「4」だから何もかけないんだけど、それでも必ず()をします。
解きます!
これだけ!
今回は
4.2.でやったハートの法則が使えないのでこれで答えです。
こういうふうに分けてもいいです。(詳しくは
4.2.でね)
分けてもいいけど、これ以降は分けないで解説していきます。
この問題をミスしないためのポイントは2つ。
① 長い分数にする
② 必ず()をする
これだけです。
長い分数にしなかったり、()の行を飛ばしたりすると必ず計算ミスします。
これだけすればこの問題は全然苦手じゃなくなるよ。やってみようね。
めんどくさい!って守らずにミスして解き直しさせられる方がめんどくさいよ!
あと3問やります。
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「4」と「3」なので「12」に通分をします。
長い分数は慣れればやってくれるけど、必ず()をするというのはめんどくさがって省略されがちです。
でも()した方が間違えないし
楽だから、必ずやろうね。
次!
困るかもしれないけど、「x」を「x/1(1分のx)」だと考えれば難しくありません。
こんな感じです。「x」ひとつでは()は書けないけど、やってることは同じです。
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解説の最後の問題。
こういうタイプは、今までの問題の形に変えちゃうんです。
分母の上に全部乗せちゃうということ。
こんなふうにです。
ちょっと右の項が気になるけどね。
でもやることはもう一緒。長い分数にして()をします。
「6」と「4」はさっきやったので、最小公倍数の「12」に合わせます。
ちょっとごちゃついたけど、やってることは一緒だって分かれば大丈夫。
あとはいつもどおりです。最初からやるね。
これで答えです。
いつもの形に変えて、いつも通り解こうねということでした。
(解き方がいつも同じだと、迷わないから楽です)
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ここはミスが本当に多いからね。
でももう1問もミスしないようにしよう。
計算量は少し多めだけど、落ち着いて、いつも通りやろう。
演習!
答え