100点の先生、100点のテキスト



 参考書を使っていて「もっとわかりやすい参考書はないかな」と思ったりしたことはありますか。
 学校の先生に対して「超わかりにくい」と思ったことはあるかもしれません。

 ジュンク堂のような大きな本屋に行くと、広い参考書コーナーがあります。そこには一科目だけで棚が埋まるほどの参考書が置いてあります。その棚の前で参考書をパラパラとめくって、どのテキストが自分に合っているかを探すよね。参考書をジャケ買い(表紙の見た目だけでCD等を買うこと)することはなかなかありません。自分にとって100点の参考書を探しているんです。
 塾や予備校探しもそう。衛生授業などで都心部の有名な先生の授業も受けられます。地元にも多くの先生がいます。今はスマホの中にも先生がいます(このサイトもそうっちゃそうです)。自分にとって100点の講師はどこにいるんだろう。受験生なら特に気になるポイントです。

 世界中のどこかには100点の先生がきっといます。
 参考書の棚の一番目立たないところに、もしくは数年前に絶版した参考書の中に自分にとっての100点のテキストがあるかもしれない。

 でもそれを探すのはとても時間がかかることです。
 一生かかっても見つからないかもしれない。
 そもそも、成長していく私たちなんだから、昨日の100点が今日の100点とは限らないよね。

 何が言いたいか、ちょっとわかってきた?
 100点のものはないから我慢しろ、とは言っていないんです。
 100点のものはきっとある。けど100点のはすぐには見つからないよ。ということです。

 そりゃあわかりにくい参考書もあります。
 いやな先生もいます。

 だけどこちらが合わせる努力もしないで、「俺に合ってない。100点じゃない」というのは違うよね。

 30点のテキストを頑張って使い続けろという意味でもありません。それはやっぱり、ちょっとしんどいからね。
 言いたいことは、100点のテキストはすぐには見つからないかもしれないけど、80点なら結構すぐ見つかるよということ。そして、いつ見つかるかわからない100点のテキストより今目の前にある80点のテキストの方が、ある意味では優れてるんじゃないかということ。なら、100点のテキスト探しはいったんやめて、その80点のテキストを信じて使い込んでみようよということ。
 ぼくが言いたいのはこういうことです。

 なんでも参考書とか先生のせいにしてしまうと、回転率が上がるだけで特に何も得られません。
 3割しか覚えられなかった単語帳を捨てて、また新しい単語帳を買うんです。
 塾をやめて新しい塾に通って、結局似たようなモチベーションで勉強するんです。なんだこのテキスト、なんだこの先生って言ってね。

 わかりにくいところがあるような気がしても、信用する。
 (だって自分の苦手なところを伸ばすためのテキストなんだから、その時点で100点かどうかなんてわからないよね)
 残りの20点は自分で埋めるくらいの気持ちでやるんです。
 だって100点のテキストは、見つからなかったら0点だもん。
 よーし勉強しようとせっかく思っても、探してる間に熱など冷めます。

 80点のものなら、やろうと思った時にきっとすぐ見つかる。
 疑ってやればいくらでも疑える。ここがわかりにくいレイアウトが見にくい話し方が気持ち悪いとかね。
 でも、信じてやってみる。まずはついてってみる。
 そうしたら理解できていくことは、必ず、しかもたくさんあるんです。


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by dekiyosite | 2015-04-27 19:09 | 雑談